こんにちは、るほりです。
もうすぐプロ野球ドラフト会議がありますね。
2019年10月17日です。
今年はどんな選手が1位指名され、どの球団に決まるのでしょうか。
今回は注目高校生投手であり、ドラフト1位指名候補の奥川恭伸選手について調査していきたいと思います。
奥川恭伸の中学時代の恩師は?人間性もすごい!
奥川選手はかほく市立宇ノ気中学校出身です。
当時の監督である三浦隆則監督は、「奥川が投げると白い粉が散る」と話します。
奥川選手が投げた後のマウンドは、白い粉が散っていたそうです。
それも滑り止めの粉ではなく、プレートの削れた粉が散っていたそうです。
「軸足の蹴りがあまりにも強くて、スパイクの歯でプレートが削れるんでしょうね。正直、初めて見たときは驚きました。長いこと中学野球部の顧問をしていますが、そんな投手は後にも先にもいませんよ。フォームの原型は今もそう変わっていない。」
「私が奥川を育てたわけではありません。宇ノ気(うのけ)中に赴任してきたときに彼らはもう3年生。奥川はほぼ完成されたエースでした。130キロを超える真っすぐに、スライダーのコントロールもいい。奥川は頭の方も優秀で、人の意見を素直さもありました。」と三浦監督は当時を振り返ります。
「奥川の台のチームは、良い意味で自立した個々のチーム。野球好きの負けず嫌いの集まりでしたが、その筆頭が奥川でした。練習中に集中が切れたようなときは『ヘタになる練習をするより走ろうか!』と私が指示すると、必ずトップで走ってくるのが彼。監督の命令だからとイヤイヤ走るのではなく、じゃあ走りを楽しもうか!という雰囲気に率先してなれる選手でした」とも話しています。
三浦監督は「高校で必ず打たれるよ。そこでどう考えて練習していくかが勝負や」と話したと言います。
実際に1年生のときに「めっちゃ打たれました」と報告に来たり、その後もも時間があれば訪ねてくるそうです。
「今もとにかく謙虚で、良いことも悪いこともすべて自分の言葉で話せる。それが成長の要因でしょうね。これからも謙虚さを忘れずにいたら結果はついてくるやろうし、プロに行ってほしいなと思っています。力は十分にありますから、心配していません。」
と、奥川選手は投手として一流というだけでなく、人間性も素晴らしいという事がわかりました。
小学校の時から高校まで奥川選手とバッテリーを組んでいた星稜高校の山瀬慎之助捕手は、
「正直、小学生のときは奥川は大きくてボスキャラで、試合に負けるとふてくされる。そういうときは怖いので近寄りませんでした(笑)。一方で、憧れに近いようなものを感じるすごい選手で、人に言われる前から何でもできてしまう。子どもながらに、こういうヤツがプロ野球選手になるんだなと思っていました。向上心が並ではないし、いつも自分のやるべきことを理解していてそれができている。中学の野球部で貴重な出会いもあった中で、自分も含めて人間性のほうも自然に変わってきたと思います。」
と語っており、奥川選手も山瀬選手も、貴重な出会いや経験の中で選手としても人としても成長していったんですね。
人との出会いは貴重で、恩師と呼べる人に出会えることは奇跡だと思います。
また星稜高校の林和成監督は奥川選手について、
「ピカイチの人間性が成長の素」
と話しています。
更に林監督は、
「入学から今日まで、壁を乗り越えながら順調に成長してきているなというのが奥川の印象です。その要因は何といっても人間性。物事のとらえ方も素晴らしいし、どんなに活躍しても天狗にならない。田舎の純朴な子ですよ。それでいて周りに流されないし、負けず嫌いで、芯の強さもある。彼をここまで育てたご両親や環境も素晴らしいのだと思います。」と、
人間性を絶賛しています。
プロ野球選手になっても謙虚さを忘れず、ファンに愛される素晴らしい選手になってほしいですね!
奥川恭伸の中学高校と成績は?
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【名前】 おくがわ やすのぶ
【生年月日】 2001年4月16日(2019年10月現在18歳)
【出身】 石川県かほく市
【ポジション】投手
【投打】 右投げ右打ち
【小学】 宇ノ気小学校 宇ノ気ブルーサンダー所属
【中学】 宇ノ気中学校
【高校】 星稜高校
【身長】 183cm
【体重】 82㎏
宇ノ気小2年から宇ノ気ブルーサンダーで野球を始め、4年生のときから高校まで山瀬慎之助選手とバッテリーを組みました。
6年生の時に県準優勝で北信越大会に出場しました。
宇ノ気中野球部では、3年生の夏に全国制覇を果たしました。
星稜高校では1年春の北信越大会からベンチ入りし、秋にはレギュラーとなりました。
2年の春(ベスト8)と夏(2回戦)に甲子園に出場し、秋の神宮大会では準優勝でした。
2年生の春の選抜では、144km/hを記録しました。
夏の甲子園では、開幕ゲームで先発し、150km/hを記録し、注目を集めました。
18年夏には2年生で唯一、侍ジャパンU-18代表入りして、アジア選手権では銅メダルを獲得しました。
そして、秋の北信越大会準々決勝で10連続奪三振を記録し、北信越大会優勝に貢献しました。
2019年春の選抜では自己最速151km/hをマーク、夏の大会では158km//hを記録しました!
春の選抜一回戦では、17奪三振の快投を見せました。
3年夏の甲子園では、初戦では最速153km/hを記録し、完投勝利を収めました。
決勝では、履正社高校に敗れてしまいましたが、見事な準優勝でした。
高校日本代表に選出され、甲子園後はU-18ワールドカップに挑みました。
甲子園の疲労もあり、登板はわずか1試合でしたが、打力NO.1のメキシコ相手に7回を18奪三振という圧巻の投球で、勝利に貢献しました。
先発投手部門のベストナインに耀いています。
奥川選手はイニング数を超える三振を取ることができ、四死球が少ないのが特徴のようです。
四死球は出したくなくても、プレッシャーや緊張などで出してしまう事もあると思うので、四死球が少ないというのは、すごいですね!
変化球はスライダー、フォーク、カーブ、チェンジアップを持っており、いずれも一級品のようです。
質のいいストレートだけでなく、一級品の色んな変化球を投げることができる高校生はあまりいないのではないでしょうか。
プロ1年目から即戦力で登板して、初勝利も早そうですね!
まとめ
今回は、プロ野球ドラフト1位指名候補の奥川恭伸選手について調査しました。
石川県かほく市の出身で、宇ノ気中学校から星稜高校に進学しました。
中学生の時に全国制覇し、高校では甲子園に何度も出場しています。
高校生最後の夏の甲子園では、惜しくも決勝で敗れましたが、準優勝という素晴らしい成績でした。
中学、高校の恩師は奥川選手の投手としての能力はもちろん、人間性を絶賛しています。
謙虚で素晴らしい性格のようですね。
プロ野球ドラフト会議では、何球団から1位指名されるか、どこの球団に決まるのか注目されます。
プロ野球選手になって大活躍しても、天狗にならず、今の謙虚で素直な性格のままでファンに愛される一流選手になってほしいです。
これからも奥川選手に注目し、プロ野球での活躍を応援したいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。