こんにちは、るほりです。
いよいよオリンピックイヤーとなりましたが、新型コロナウイルスの影響で、オリンピック開催は危ぶまれています。
オリンピックを目指している選手は、色んなものを犠牲にしてこれまで頑張ってこられたと思います。
新型コロナウイルスが早期に終息し、無事にオリンピックが開催されてほしいです。
今回は、寺内健選手とペアを組み、男子シンクロ板飛び込みで代表が内定している坂井丞選手について調査していきたいと思います。
坂井丞の高校大学出身や経歴は?
名前:坂井丞(さかい しょう)
生年月日:1992年8月22日(2020年3月現在27歳)
出身:神奈川県相模原市
高校:麻布大学附属渕野辺高等学校
大学:日本体育大学体育学部
競技:飛び込み
所属:ミキハウス
両親ともに元飛び込みの選手で、今は指導者をされています。
お姉さんと妹さんがいて、同じく飛び込みをされてるそうです。
坂井選手は、両親の影響で自然に飛び込みを始め、最初に出場した大会は幼稚園の時だそうです。
小学5年生の時に全国大会で初優勝を果たし、中学2年生で世界ジュニア大会に初出場しています。
高校総体では3年連続で飛板飛び込みと高飛び込みの2冠を達成するという偉業を達成しました。
同年代の選手には敵なしだったんでしょうね。
2009年17歳の時には日本選手権で、1m飛板飛び込みで初優勝しました。
2010年には3m板飛び込みと高飛び込みで優勝に輝きました。
世界選手権では2009年のローマから6大会連続で出場しています。
2013年のバルセロナでの3m板飛び込み8位が最高成績です。
2014年仁川アジア大会では3m板飛び込みで銅メダルを獲得しています。
2018年ジャカルタアジア大会では、12歳年上の寺内健選手とのペアで3mシンクロ板飛び込みで銅メダルを獲得しました。
2019年に2010年ころからコリン性蕁麻疹に悩まされていることを公表しました。
コリン性蕁麻疹とは、体温が上昇して汗をかくと、かいた皮膚に「蕁麻疹(じんましん)」ができる病気です。
刺激によって誘発されるタイプの蕁麻疹で、発汗作用が刺激となって体に赤い発疹があらわれます。
気温が高い時、運動した後、お風呂上り、熱いものを食べたとき、辛い物を食べた後、緊張している時、お酒を飲んだ後などに起こるようです。
スポーツ選手にはつらい病気のようですね。
激しいかゆみが起こるのが一般的で、ピリピリした痛みやチクチクと針で刺されたような痛みを伴う事があるようです。
10~30代と若年層に多く発症し、年齢を重ねるごとに症状が緩和する病気と言われているようです。
個人差はあるようですが、30代を過ぎると治る傾向が高いと記述されていました。
原因が明らかでないことから、今のところ特効薬はないようですが、ヒスタミンを抑える「抗ヒスタミン薬」などで緩和する治療が多いようです。
坂井選手は、症状が悪化し、練習を十分できない状態で臨んだ2019年光州世界選手権に出場しました。
寺内健選手とペアを組んだ3mシンクロ板飛び込みで7位に入り、日本水泳連盟の規定により東京オリンピックの代表に内定しました。
全競技を通じ、個人としては日本代表内定の1号となりました。
表向きは代表が決まり華やかだったと思いますが、裏では病気と闘っての勝利だったんですね!
病気がある人に希望を与える勝利だったのではないでしょうか。
坂井丞の父や母や兄妹は?
坂井選手のご両親は元飛び込みの選手で、今は指導者をされています。
お父さんは弘晴さんで、お母さんは由美子さんです。
日本体育大学で同級生だったそうです。
1歳上のお姉さんは由稀那さん、3歳下の妹さんは莉那さんです。
坂井選手を含めた兄妹3人は、プールが遊び場だったようです。
全国各地の大会へ両親についていくのが「夏休みの旅行」だったといいます。
いろんなとこに行けたんじゃないでしょうか。
両親がコーチという事もあり、練習の出来が家庭内の影響することもあり、上手く飛べないとご飯がないこともあったといいます。
坂井選手は小学6年生のころに「サッカーがしたい」と言ったこともあったそうですが、由美子さんの説得もあり、
「飛込みでしか味わえない楽しさがある」とトップを目指す覚悟を決めたといいます。
由美子さんは、「機嫌が悪かったこともあったと思うし、子ども達はすごく嫌だったと思う」と当時の厳しい指導を振り返っています。
一方、坂井選手は、「生活の中に練習があったからこうなれた」と両親に感謝しています。
由美子さんが飛込みの基礎を作り、弘晴さんが飛び方などの種目、そして補足をいろんなコーチがしていたそうです。
弘晴さんは技術、精神面で坂井選手をサポートしてきました。
坂井家では飛込みだけでなく、テニスやバスケットボールなどさまざまなスポーツを幼少期から体験させていたそうです。
多くのスポーツを体験することで、どんな動きにも無意識に対応できるようになったといいます。
弘晴さんは2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、十二指腸炎で緊急入院したことなどから、現地入りができなかったそうです。
弘晴さんは「東京はサポートしたいという気持ちがある」と語り、由美子さんは「2人(坂井選手と弘晴さん)で五輪に行くのは家族の夢。とにかく家族みんなで応援したい」と語っています。
まとめ
今回は男子シンクロ板飛び込みの東京オリンピック代表に内定している坂井選手について調査しました。
ご両親もお姉さんも妹さんも飛び込みの選手で、坂井家は飛び込み一家でした
神奈川県相模原市の出身で、麻布大学附属渕野辺高等学校、日本体育大学体育学部を経て、現在はミキハウスに所属しています。