こんにちは、るほりです。
11月22日(日)にクイーンズ駅伝が開催されます。
予選会であるプリンセス駅伝も盛り上がり、本番のクイーンズ駅伝も楽しみにしてる人が多いのではないでしょうか。
筆者も楽しみです。
注目選手の一人に、積水化学の新谷仁美選手がいます。
2012年のロンドンオリンピック、2013年の世界陸上の10000mに出場した経歴を持ち、一度は引退していました。
5年のブランクを経て、2018年に復帰し、復帰後は全国都道府県対抗女子駅伝で区間賞を獲得したり、ドーハアジア選手権で10000mで銀メダルを獲得するなど、奇跡の復活を遂げています。
クイーンズ駅伝の予選会であるプリンセス駅伝では3区を走り、区間記録を1分以上も縮める区間新での区間賞でした。
そこで今回は以下の内容でまとめてみました。
新谷仁美の所属先はどこ?
新谷仁美の引退からの復帰で練習方法がヤバイ!
この記事を読むことで、新谷仁美選手について詳しる知ることができますよ。
新谷仁美の所属先はどこ?
それでは、新谷仁美選手の所属先はどこなのでしょうか。
新谷仁美選手の所属先は積水化学です。
2020年1月6日、積水化学女子陸上競技部(セキスイフェアリーズ)に移籍しました。
クイーンズ駅伝は積水化学移籍後初めての大会となります。
新谷仁美選手の走りによっては、積水化学は上位に食い込むのではないでしょうか。
名前:新谷 仁美(にいや ひとみ)
生年月日:1988年2月26日(2020年11月現在32歳)
出身:岡山県総社市
中学:総社市立総社東中学校
高校:興譲館高等学校
高校卒業後:豊田自動織機(佐倉アスリートクラブ)→千葉陸協(佐倉アスリートクラブ継続)→ユニバーサルエンターテインメント→引退
復帰後:NIKE TOKYO TC→積水化学(現在)
新谷仁美選手は、興譲館高校時代に全国高校駅伝1区で3年連続の区間賞を獲得しました。
高校卒業後の2006年に豊田自動車織機に入社し、社会人1年目の2007年2月、記念すべき第1回東京マラソンで初マラソンに挑戦し、2時間31分01秒の記録で初優勝に輝きました。
2012年には日本選手権5000mで優勝を飾り、10000mとともにロンドンオリンピックの出場を果たしました。
ロンドンオリンピック10000mは日本人3人目の30分台となる30分59秒19で9位という結果でした。
5000m予選では決勝進出はならなかったものの、当時日本歴代7位となる15分10秒20をマークしました。
2013年は日本選手権10000mで2位の選手に一周差をつける圧巻の走りをみせ、31分06秒67の大会新で優勝しました。
この頃の新谷仁美選手は、国内では圧倒的な存在で、2013年8月に出場した世界陸上モスクワ大会10000mに日本代表としてただ一人出場しました。
世界陸上モスクワ大会10000mでは、3500m付近から先頭に立ち、9500m付近までレースを引っ張りました。
ラスト勝負で優勝したティルネシュ・ディババ選手(エチオピア)らのラストスパートについていけなくなりましたが、自己ベストの30分56秒70で5位入賞を果たしました。
世界陸上モスクワ大会以降は、右足裏の故障悪化などで公式レースから遠ざかり、翌2014年1月25日に「引退」を表明しました。
新谷仁美の引退からの復帰で練習方法がヤバイ!
新谷仁美選手は、所属していたユニバーサルエンターテインメントを退職した後はOLに転身し、事務職をしていました。
そこに、NIKE TOKYO TCから復帰を打診され、始めはやる気もなく断っていたようですが、「足が痛くなければもしかしたらメダルに届いたかもしれない」「悔いが残る状態でやめちゃったかな」と心境が変化し、2017年の夏にNIKE TOKYO TCと契約を結びました。
そして、2018年6月9日、日体大(健志台)長距離記録会で5年間のブランクを経て、復帰しました。
800m元日本記録保持者横田真人氏等のサポートでトレーニングをしています。
2019年1月13日には、京都市で行われた全国都道府県対抗女子駅伝に出場し、東京のアンカーとして最終9区(10㎞)を走りました。
圧巻の7人抜きで、31分06秒の区間賞を獲得しました。
2019年4月23日ドーハアジア選手権10000mに出場し、序盤から積極的なレースを展開し3位以下の選手を周回遅れにする走りを見せましたが、残り3周で優勝したバーレーンのハブテゲブレル選手に突き放され、惜しくも銀メダルとなりました。
2019年12月31日、所属先のNIKE TOKYO TCが成績不振を理由に解散となり、2020年1月6日、積水化学女子陸上競技部(セキスイフェアリーズ)に移籍しました。
移籍直後の1月12日、全国都道府県対抗女子駅伝で9区で区間賞を獲得しました。
また、1月19日、米ヒューストンで行われたアラムコヒューストンハーフマラソンに出場し、1時間6分38秒の日本新記録を樹立しました。
2020東京オリンピック5000mの参加標準記録も突破し、10000mでのメダル獲得を目指しています。
さらに、クイーンズ駅伝の予選会であるプリンセス駅伝では3区を走り、区間記録を1分以上も縮める区間新での区間賞でした。
新谷仁美選手の練習方法はどのような感じなのでしょうか。
《メニューの前提》
☆走るのは1日2回、金、日曜日は1日1回。
☆補強は日曜日以外毎日。
☆1日の走行距離は30㎞が目安。金曜日は15㎞、日曜日は20㎞
これらを前提に様々なメニューをこなしているという新谷仁美選手です。
1日にほとんど走っていない筆者は、「メニューの前提」を見ただけで、ヤバイと思いました。
長距離選手の凄さがわかり、ただただ尊敬です。
またコーチなど、練習のサポートをする方の凄さも感じました。
まとめ
今回は、新谷仁美選手についてお伝えしました。
現在の所属先は積水化学です。
新谷仁美選手は5000mと10000mでオリンピック出場を経験し、その後一度引退しています。
5年間のブランクを経て復帰し、復帰後は駅伝の区間賞やアジア選手権10000mでの銀メダル獲得、ハーフマラソンでの日本新記録樹立など、引退前以上の活躍を見せています。
クイーンズ駅伝の予選会であるプリンセス駅伝では3区を走り、区間記録を1分以上も縮める区間新での区間賞でした。
毎日の練習はヤバイくらいにハードな練習のようです。
このヤバイ練習をしている新谷仁美選手なので、さらに実力をつけていかれるのではないでしょうか。
これからの新谷仁美選手の走りが楽しみです!
ぜひ、東京オリンピックに出場し、10000mでメダルを獲得してほしいです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!