こんにちは、るほりです。
11月22日(日)に、クイーンズ駅伝があります。
実業団の駅伝で、日本一を決める大会です。
注目選手の一人が廣中璃梨佳選手です。
廣中璃梨佳選手を検索すると、「病気」や「現在」という言葉が出てきます。
そこで以下の内容についてまとめてみました。
廣中璃梨佳は病気を乗り越え現在は?
廣中璃梨佳の中学高校や出身と長距離の成績は?
この記事を読むことで、廣中璃梨佳選手について詳しく知ることができますよ。
Contents
廣中璃梨佳は病気を乗り越え現在は?
陸上選手の廣中璃梨佳選手を検索すると「病気」「現在」という言葉が出てきます。
「病気」という言葉があることで「現在」を検索する人が多いのかもしれません。
病気とは、どういうことなのでしょうか。
それは「貧血」のようです。
廣中璃梨佳選手は、元々重度の貧血があり、苦しんだ過去があるようです。
赤血球の数値を平常値に戻すため中学2年の秋から約半年間治療に専念していたそうです。
その経験もあって走ることへの渇望は強く、高校に入ってからは毎朝練習後に短距離ダッシュをするのを日課にしていたようです。
昨年、廣中璃梨佳選手を指導を担当したJP日本郵政グループの早瀬浩二コーチは「すごく真面目な子で、週1回の休息日も走ろうとする。いかに休ませてあげられるかが逆に苦労した」と振り返っています。
表情や走り方を観察し疲労がたまっていると判断した日は散歩程度にとどめさせてきたといいます。
走りたくても走れなかった時期があったからこそ、走れることの嬉しさや楽しさがあるのかもしれないですね!
廣中璃梨佳選手の今後がすごく楽しみです。
《貧血》
血液の細胞のひとつである赤血球や、ヘモグロビンが低下する病気の総称です。
赤血球は全身に酸素を運ぶ役割をもっており、赤血球が酸素を運ぶためにはヘモグロビン(赤色素)という、赤色のタンパク質が正常に機能していなければなりません。
貧血では全身に酸素を十分に運ぶことができないことから、さまざまな症状が起こります。
貧血の約9割は鉄分不足による鉄欠乏性貧血であるといわれていますが、貧血にはさまざまな原因があり、さらにそれぞれの原因に対する治療法はまったく異なります。
(貧血の一般的な症状)
脳の酸素不足によるめまいや頭痛、息切れ、倦怠感、疲れやすい、味覚異常、顔色不良などがあります。
心臓の筋肉の酸素不足から胸の痛みを伴ったり、狭心症の症状が現れるなど、様々な症状があります。
廣中璃梨佳の中学高校や出身と長距離の成績は?
名前:廣中 璃梨佳(ひろなか りりか)
生年月日:2000年11月24日(2020年11月現在今月で20歳)
出身:長崎県大村市
中学:長崎県大村市立桜が原中学校
高校:長崎市立長崎商業高等学校
種目:中距離走、長距離走
所属:JP日本郵政グループ
桜が原中学校時代、全日本中学陸上800mで6位に入賞しました。
廣中璃梨佳選手は、中学3年生の全国大会1500m、3000mでは現在のチームメートの大西ひかり選手や菅田雅香選手に大きな差をつけられていました。
そして、中学3年生の後半から急成長をしています。
中学3年時の長崎県中学駅伝で1区の区間賞を獲得し、正月の全国女子駅伝のメンバーとなり、3区で区間賞をとったことで全国的に注目されるようになりました。
高校は全国有数の駅伝名門校の長崎県立諫早高等学校へ進学せず、「諫早校の連続出場を止めて全国高校駅伝に出場したい」と長崎市立長崎商業高等学校に進学しました。
長崎県予選では3年連続で1区区間賞を獲得し、高校3年時には諫早高校に1分46秒もの大差をつけ襷をつなぎ、優勝に貢献しました。
諫早校の連続出場を止め、目標だった全国高校駅伝への出場を果たし、独走で1区区間賞を獲得しました。
このように素晴らしい活躍によって、多くの大学や実業団の強豪チームから誘いを受けましたが、廣中璃梨佳選手はJP日本郵政グループを選びました。
廣中璃梨佳選手は、出場した駅伝すべてで区間賞を獲得し、数多くの区間新記録を樹立するなど、駅伝では最強の選手です。
中学3年生から出場した全国女子駅伝での活躍はすごく、高校3年生の時には、日本選手権優勝の鍋島莉奈選手など日本トップランナーとの勝負で区間賞を獲得しているので、どれだけの強さかわかると思います。
現在、5年連続の区間賞で、さらに1区と4区の区間記録も持っています。
JP日本郵政グループに入ってからの活躍もめざましく、入社後に出場した駅伝(クイーンズ駅伝、全国女子駅伝)では、どちらも1区を走り、区間記録を更新しています。
廣中璃梨佳選手とともに「怪物ランナー」と呼ばれている新谷仁美選手とは2020年9月20日に熊谷陸上競技場で行われた全日本実業団陸上の5000mで対決しました。
お互いに初めて5分を切る自己ベストをマークし、廣中璃梨佳選手選手は2位で14分59秒37の日本歴代3位の記録を出しました。
ちなみにレースでかぶっているトレードマークとなっている帽子は、お母さんに買ってもらった物なんだそうです。
初めてかぶって出たレースで勝ったことで、その後は縁起を担いてかぶっているんだそうです。
お母さんと一緒に走っているみたいでいいですね!
筆者は長崎在住なので、長崎出身の廣中璃梨佳選手を応援しています。
夏場の大会の成績は今一歩のようですが、どんどん強くなっている廣中璃梨佳選手なので、2020年の東京オリンピックめざして、このまま突っ走ってもらいたいです。
廣中璃梨佳選手の成績
2016年
☆全国女子駅伝:長崎県8位(3区を走り、9人抜きで区間賞)
☆国民体育大会少年女子B800m:2位
☆国民体育大会少年女子共通1500m:3位
2017年
☆全国女子駅伝:長崎県4位(4区を走り、11人抜きで区間賞)
2018年
☆全国女子駅伝:長崎県3位(4区を走り、7人抜きで区間記録)
☆クロスカントリー日本選手権ジュニア6㎞:優勝
☆アジアクロスカントリー選手権ジュニア6㎞:銀メダル(日本団体金メダル)
☆アジアジュニア選手権1500m:優勝
☆全国高校駅伝女子:長崎商業高校26位(1区を走り、区間賞)
2019年
☆全国女子駅伝:長崎県11位(1区を走り、区間賞)
☆クロスカントリー日本選手権ジュニア6㎞:優勝
☆日本選手権5000m:3位
☆国民体育大会成年女子5000m:優勝
☆クイーンズ駅伝:JP日本郵政グループ1位(1区を走り、区間記録)
2020年
☆全国女子駅伝:長崎県10位(1区を走り、区間記録)
廣中璃梨佳選手の成績は、すばらしいですね!
まとめ
今回は、JP日本郵政グループの中距離走、長距離走の選手である廣中璃梨佳選手についてお伝えしました。
廣中選手は、中学生時代に病気(重度の貧血)を、乗り越えていました。
長崎県大村市の出身で、桜が原中学校、長崎商業高等学校を経て、JP日本郵政グループに入社し、2020年現在、2年目の選手です。
現在は、駅伝や5000mで日本トップランナーです。
特に駅伝では敵なしと言っていいほどで、廣中璃梨佳選手は、出場した駅伝すべてで区間賞を獲得し、数多くの区間新記録を樹立しています。
将来のオリンピック候補になるのは、ケガなどが無ければ、間違いないのではないでしょうか。
JP日本郵政グループの2連覇となるのでしょうか。
まずは、11月22日(日)に行われるクイーンズ駅伝の走りに注目したいと思います。
テレビの前で、応援したいと思います!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。