裁判

世界仰天ニュース・冤罪はなぜ起きた?人工呼吸器外し殺人事件とは!

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こんにちは、るほりです。

世界仰天ニュースでは時々、冤罪事件を取り上げています。

4月28日の世界仰天ニュースも冤罪事件が取り上げられます。

残念ながら、これまで多くの冤罪事件があります。

殺してもいない、犯してもいない罪を着せられ、殴る蹴るの拷問などで虚偽の自白をさせられた事件も過去には多くあるそうです。

冤罪で人生を狂わされる人の気持ちを考えるとかわいそうでなりません。

しかし、いつ自分が冤罪事件に巻き込まれるかわからないのではないでしょうか。

目撃された犯人に似ていたことで逮捕されてしまったり、交通事故の相手が警察官だったために、多くの目撃情報を却下され、有罪になってしまった事件など、私が知っているだけでもいくつかの冤罪事件があります。

ずさんな捜査や威圧的な取り調べで、やってもいない罪を無理やり自白させられ、有罪となり、何年も服役した人や服役している人もいるのではないでしょうか。

冤罪が認められ、無罪を勝ち取った人もいますが、冤罪で死刑になった人も多いそうです。

捜査や取調べ、裁判の過ちが冤罪を引き起こしています。

世界仰天ニュースで取り上げられる『人工呼吸器外し殺人事件』について、事件の内容と冤罪はなぜ起きたのか、紹介していきたいと思います。

人工呼吸器外し殺人事件とは?

2004年に滋賀県東近江市の湖東記念病院でかつて看護助手だった西山美香さんは、男性患者の人工呼吸器のチューブを外して殺害したとして逮捕されました。

逮捕当時は24歳でした。

この『殺人事件』で有罪が確定し、西山さんは約12年間服役し、2017年8月に出所しました。

獄中から無実の訴えをしてきましたが、地裁、高裁、最高裁、ともに再審請求を含め、7度もの裁判で退けられてきました。

しかし、2020年3月31日、西山さんに無罪判決が言い渡され、無罪であったことが明らかになりました。

この判決では、男性患者の死因が自然死である可能性が高いと認定し、「自白の任意性や信用性に重大な疑いがある」としました。

この事件は、入院していた男性が死亡しているのを看護師が発見し、人工呼吸器を外して男性を殺害したとして西山さんは逮捕されました。

西山さんは公判で無罪を主張しましたが、最高裁で有罪が確定しました。

男性患者の死因を呼吸器が外れた「急性低酸素状態」によるものではなく、鑑定書によりますと、内臓のうっ血の有無や頭部の皮下出血の状態などから、解剖時のカリウムイオン血中濃度が異常に低く「致死性不整脈」が発生する数値であることから、自然死だった可能性を言及しました。

西山さんの自白については「取調べ担当の刑事に対する恋愛感情を利用し、状況証拠に整合するよう誘導した」「重要な点がめまぐるしく変遷し、嘘であることは明白だった」と指摘しました。

西山さんが「虚偽の自白」をした理由を「刑事に机の端を蹴られ怖くなった」「逃れるために認めればいいと思った」と弁護側は説明しました。

逮捕された際は「(恋愛感情を抱いた)刑事と長くいられて嬉しい気持ちがあった」と明かしました。

弁護側は最終弁論で「警察や検事は事件性がないのに殺人事件に仕立て上げた。まさに空中の楼閣」と捜査の姿勢を批判しました。

さらに「患者は痰詰まりで死亡した可能性」と指摘した医師の所見が記載された初期の捜査報告書が、再審開始決定まで非開示だったことに「警察は患者の死因に関する最も重要な調書を隠し、無罪の証拠を握りつぶしていた」と強烈に指弾しました。

判決直前に西山さんは記者会見で「裁判所に『自白は信用できない』と認めてもらい、真っ白な判決を求めたい」と述べ、

「同じような冤罪は二度と起きてほしくない」「警察は私の弱みに付け込んで、言葉巧みに嘘を自白させた」と批判しました。

自分や家族が冤罪事件に巻き込まれる可能性は誰にでも少なからず、あると思います。

子供が冤罪に巻き込まれ、逮捕されることで離れ離れになり、守ってあげれない状況になったご両親はとてもつらかったのではないでしょうか。

自分が同じ立場になったらと思うと辛過ぎます。

たとえ間違って逮捕されたとしても、ずさんな捜査が行われず、裁判所も一人の人生がかかった事件として判断していれば、どこかで防げた事件だったのではないでしょうか。

仕立て上げられた事件は恐ろしいです。

無罪の罪で、20代から30代の大切な時間を奪われ、西山さんはつらくて悔しかったと思います。

冤罪事件で捜査に当たった刑事や裁判に関わった裁判官には責任をとってほしいです。

そして、冤罪のない社会になってほしいです。

事項呼吸器外し殺人事件の冤罪はなぜ起きた?

この事件は「供述弱者」という存在を浮き彫りにしたと言われています。

厳しい取り調べの状況から逃れようと、捜査当局の筋書きに容易に迎合してしまう人たちのことを言うようです。

発達障害や知的障害のある人や少年少女、外国人が当てはまるそうです。

冤罪で逮捕されてしまった西山さんも当初24歳で若い女性であり、獄中の精神鑑定では軽度の知的障害と発達障害があることがわかりました。

厳しい取り調べの中で、ひとりの刑事に恋心を寄せ、刑事に言われるがままに虚偽の自白をしてしまったのでした。

そもそも、なぜこんなデタラメなことが起こったのでしょうか。

全国紙社会デスクによると、ことの発端は病死か事故死か事件なのかはっきりしないまま、刑事が「女性の恋心」につけ込んで無理に供述させたことのあるようです。

そこからつじつまが合わない医師の所見は隠し、都合の良い解剖の所見を採用したというのです。

自分の評価のためにでっちあげた恐ろしい事件だったようです。

最低すぎですよね!

そんな人が刑事として働いていると思うと恐いです。

良心というものがないのかもしれないですね。

本当に腹立たしいです!!

すぐにでも捜査に関わった刑事はクビになってほしいです!

さらに必死に無実を訴える女性の声を検察官や裁判官は聞こうともせず、流れ作業で刑が確定してしまったことは、ひとりの人生を左右させる立場にいる人がする事じゃないし、絶対にしてはいけないことだと思います。

でっちあげた警察側は呆れることしかできませんが、検察も裁判所も見抜けなかったことは、誠意ある仕事をしてないのではないかと疑ってしまいます。

そんな人は頭がいいというだけで、適性もなく検察や裁判官になったんでしょうね。

ぜひ、人間性もともなってほしいですね。

もちろん、すばらしい裁判官の方もいらっしゃると思うので、そういう方にたくさん裁判の担当をしてもらいたいです。

私がテレビでみた冤罪事件は、冤罪とわかった後にも刑事は謝りもしませんでした。

自分が犯した過ちを謝罪することもできないなんて最低ですね。

せめて、誠意をもって謝罪するべきだと思います。

そんな刑事はいなくなってほしいです。

そういう刑事は一部だと思いますが、警察関係者の方は、同じような刑事にならないよう、同じような事件を繰り返さないよう頑張ってほしいです。

裁判をやり直す再審の判決公判が3月31日におこなわれ、無罪判決が言い渡されました。

 

無罪を言い渡した大西直樹裁判長は、二度「被告人は無罪」と言い渡したそうです。

裁判長が主文を繰り返し口にするのは異例のようです。

裁判長は判決の最後に西山さんの顔を見て、涙ぐみながら、

「家族や弁護人、獄友(ごくとも)と貴重な財産を手にした西山さんに、もう嘘の必要はない。自分自身を大切にして生きていってほしい」

と、語りかけたそうです。

今までの苦労が報われた瞬間だったのではないでしょうか。

この判決は司法関係者から「歴史的」とも評されたそうです。

西山さんに虚偽の自白を強要した捜査の在り方を厳しく断罪し、裁判所が西山さんの無実の訴えに耳を傾けてこなかったことを「反省」するとともに「冤罪を生まないための刑事司法改革の必要性」について言及されたからです。

大西裁判長は判決言い渡し後、15年という歳月を無駄にせず、刑事司法を改革していく原動力にしていかねばならないと語りました。

この事件をきっかけに、刑事司法改革がすすんでほしいです。

日本弁護士連合会は、冤罪防止のため弁護人の求めがあれば原則として取り調べの可視化(全過程の録音・録画)などを政府に求めてきました。

刑事司法改革によって冤罪事件が亡くなることを願います。

西山さんの今後の夢や、やってみたいことは

「普通の人間として暮らしたいかな」

とインタビューで話していました。

西山さんは全国の冤罪とみられる事件の支援者たちから招かれ、各地で公演活動を精力的に行っているそうです。

西山さんの使命かもしれないですね!

まとめ

4月28日の『ザ!世界仰天ニュース』では、「冤罪はなぜ起きたスペシャル」として「人工呼吸器外し殺人事件」を完全再現します。

なぜ彼女は、やってもいない殺人を自白したのか?

有罪判決で12年間の服役を終え、先月の3月31日、ついに無罪を勝ち取りました。

この事件は「供述弱者」という存在を浮き彫りにしました。

軽度の知的障害や発達障害があり、ひとりの刑事に恋心を寄せたことを利用したとんでもない事件でした。

なんと刑事が自分の評価のためにでっちあげた恐ろしい事件でした。

刑事のでっちあげを検察も裁判所も見抜くいことができなかったお粗末な事件であったと思います。

20代から30代の普通であれば人生を謳歌する時期を冤罪によって奪われた西山さんの悲しみを、絶対に無駄にしてほしくないです。

冤罪が無くなるよう、早急な刑事司法改革を願います。

今回、無罪を言い渡した大西直樹裁判長に敬意を表します。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。