こんにちは、るほりです。
世界陸上ドーハ大会が開催中(2019年10月1日)です。
男子50㎞競歩で鈴木雄介選手が金メダルを獲得しました。
史上5人目の快挙でした。
そして、今大会で金メダルを狙える位置にいるのが、走り高跳びの戸邉直人選手です。
国際陸連の世界ランキングでは7月23日に1位となりました。
そんな表彰台に近い位置にいる戸邉直人選手について調査していきたいと思います。
戸邉直人の両親と彼女と恩師は?
戸邉直人選手の両親について調べましたが、情報を得る事はできませんでした。
彼女についての情報もありませんでした。
世界陸上ドーハ大会でメダルを獲得し、注目されることになれば、本人のコメントやテレビ出演などが増え、分かってくるかもしれないですね。
戸邉直人選手の恩師は、筑波大学で陸上部の監督を務められた図子浩二さんです。
大学院修士課程から、ずっと跳躍選手のトレーニング法などを研究していた図子先生は、戸邉選手がトップアスリートになるための、大きな力を与えました。
「練習をして、その内容を分析・研究して、それをまた競技に生かしていくのが僕の走り高跳びとの向き合い方で、その土台を作ってくれたのが、恩師の図子先生です。」
「図子先生には困ったときに、いろいろアドバイスをもらいました。今の自分があるのは、まったく先生のおかげなんですよ」と語っています。
図子先生の指導を仰ぎながら、戸邉選手は実力を伸ばしていきました。
大学2年のときには日本選手権で5位に入賞し、3年のときには見事に優勝しました。
日本代表にも名を連ねるようになり、2014年には記録も2m31にまで伸ばしました。
「先生には常々、考えて練習しろと言われました。考えろ、というのは誰でも簡単に言いますが、先生の伝えたかった意味は、より深いところで考察しろということだったと思います。先生がよく口にした言葉が”エビデンスベースでやれよ!”でしたから。これをやれば何となく上達しそうだというのではなく、確固たる根拠があってこその練習だ、ということなのでしょう。そして、この言葉は、今の僕の根底をなしている要素の一つだと考えています」
16年6月2日、図子浩二先生は、突然この世を去りました。
体調があまりよくないと、戸邉選手は聞かされてはいましたが、それが死という言葉に結びつくとは、まったく考えていませんでした。
リオデジャネイロ・オリンピックは目前に迫っていたし、「先生とは以前から、リオの決勝を目指そうと話していた」と言います。
3週間後に行われた日本選手権で戸邉選手は6位という結果に終わり、念願だった五輪出場を逃してしまいました。
「あの頃は、僕のこれまでの競技人生の中で一番難しい時期でした。その年、僕はケガをしていたのですが、日本選手権直前に図子先生もなくなってしまって、、、。ダブルパンチのような状態の中、リオオリンピックも叶わず、とても落ち込みました。」と振り返っています。
次のオリンピックという大きな目標はあえて見ないようにして、目の前の小さな課題を一つひとつ乗り越えていく事に集中し、だんだん「もっと高く跳びたい」という気持ちが戻り、徐々に回復したそうです。
戸邉選手は「本来なら自分はここにいた」という思いで、テレビでリオの走り高跳びを見たといいいます。
そして、これが再起へのエネルギーとなりました。
常に冷静にエビデンスベースで、自分に何が足りないかを見極めて、克服する事をテーマにしてトレーニングを続けた結果、今年へと繫がっています。
戸邉選手は大学院を卒業した後も、母校である筑波大学で練習を行っています。
跳躍練習を休憩を挟みながら、一回を集中して十数回行います。
大学3年の頃からウエイトトレーニングを本格的に始め、やり始めてから、記録も順調に伸びてきたといいます。
踏み切りで負けなくなり、助走のスピードを上げても、しっかり跳べるようになったといいます。
世界陸上ではエビデンスベースの分析・研究を競技に生かし、走り高跳び初の金メダルを獲得してほしいです。
戸邉直人の高校大学や経歴は?イケメン画像も!
【生年月日】1992年3月31日(2019年10月現在27歳)
【出身】 千葉県野田市
【中学】 野田市立第二中学校
【高校】 専修大学松戸高等学校
【大学】 筑波大学 筑波大学院
【所属】 JAL(日本航空)
【身長】 194cm
【体重】 74㎏
【自己ベスト】2m35(2019年)
中学3年生で出場した全日本中学校陸上競技選手権大会で、1m94で優勝しました。
高校3年生の時のインターハイでは、2m18で優勝しました。
約2か月後の新潟国体では高校新記録となる2m23で優勝し、高校2冠となりました。
大学2年生の時には日本陸上競技選手権大会で5位入賞、アジア陸上代表となりました。
3年生の時には、日本陸上競技選手権大会において2m22で初優勝を果たします。
アジア大会では初出場ながら2m21で5位入賞を果たしました。
大学卒業後は、千葉陸協を経てつくばツインピークスに所属しました。
2015年の日本陸上競技選手権大会では2度目の優勝を果たし、世界陸上競技選手権大会の代表に選出されました。
2018年7月11日、欧州遠征中に出場したイタリアの試合で日本歴代2位タイとなる2m32を記録しました。
2018年8月27日、インドネシア・ジャカルタで行われた第18回アジア大会において自身初の銅メダルを獲得しました。
2019年2月2日、ドイツ・カールスルーエで行われた IAAFインドアミーティングにおいて2m35を記録して優勝し、13年ぶりに日本記録を更新しました。また室内日本記録も13年ぶりの更新となりました。
2019年、日本航空に入社しました。
アスリートとして競技練習に励む一方、JALの一社員として2020年大会に向けた社内外の機運を醸成するため、スポーツイベントを通じた社会貢献や、アスリートとしての体験を商品・サービスの向上に活かすなどの業務にも携わります。
2019年6月に行われた日本陸上競技選手権大会では2m27で優勝し、2019年世界陸上競技選手権大会代表に選出されました。
日本選手権は2011年、2015年、2019年の3度優勝しました。
イケメン画像も!
まとめ
今回は、走り高跳びの選手でメダルが期待される戸邉直人選手について調査しました。
千葉県野田市の出身で野田市立第二中学校、専修大学松戸高等学校、筑波大学、筑波大学大学院を経て、今年(2019年)の本航空に入社しました。
恩師は大学時代の図子浩二先生です。
亡き恩師の図子先生と目指していたオリンピックの決勝の舞台を目指して、世界陸上ドーハ大会ではメダルを獲得してほしいです。
戸邉選手は期待されることがもっと高く跳ぶモチベーションになるタイプだと自分で話しています。
きっとメダルを獲得してくれるのではないでしょうか。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。