こんにちは、るほりです。
2020年8月20日のフジテレビ系の番組「奇跡体験!アンビリバボー」(19時57分~)に車いすの愛犬ラッキーと暮らす自営業の島田須尚さんが紹介されます。
1匹の犬が飼い主とその家族を変えていく感動の物語です。
動物はかわいくて癒されますよね!
でも昔の島田須尚さんは、電気店を営んでいる島田須尚さんは奥さんと3人の子供と暮らし、子供が「犬を飼いたい!」といっても、仕事一筋で聞き入れず、家族のことも顧みずに仕事に明け暮れていたそうです。
そんな島田須尚さんは愛犬と暮らすようになって、家族とのコミュニケーションも増え、笑顔で接するようになったそうです。
そこで気になるのが
島田須尚がラッキーに出会うまで!
ラッキーとの出会いで得た奇跡体験アンビリバボーとは?
ではないでしょうか。
この記事を読むことで、島田須尚さんと車いすラッキーの奇跡体験アンビリバボーを詳しく知ることができますよ!
島田須尚がラッキーに出会うまで!
電気店を営む島田須尚さんは鹿児島県にある奄美群島の島の一つである徳之島にラッキーと住んでいます。
島田さんは現在70歳です。
ラッキーは7歳です。
島田さんは元々は犬に興味がなく、子供たちがペットを欲しがっても「毛が抜ける」「不潔だ」と取り合わず、電気店を営みながら焼き肉店やカラオケが入るビルを建てるなど仕事一筋でした。
そんなある時、ビルの前にホームレスが居ついたそうです。
島の出身でしたが、家族を捨て財産を整理して関西にでたものの、食い詰めて戻ってきた人でした。
家族や親族から受け入れてもらえず、ホームレスとなり、島田さんのビルに居ついたそうです。
そのホームレスとの交流から、島田さんに変化が起きたそうです。
徳之島には、ユイ(結い)という共助を意味する島言葉があり、それまでホームレスがいたことはなかったそうです。
家と家族を失った男性を島田さんが気にかけ、役場と交渉し、生活保護が受けられるまでの間、面倒を見たそうです。
その1年後、今度は小さな捨て犬が現れました。
最初は追い払っていたそうですが、子犬と先のホームレスの姿が重なり、気になっていったそうです。
エサをやるようになり、島田さんは、次第に愛着が芽生えていったそうです。
ところが捨て犬はある日から突然姿を見せなくなり、気になった島田さんが保健所に行くと、その捨て犬の姿があったといいます。
1週間以内に引き取り手がいなければ殺処分されてしまうと聞き、その犬を引き取ることになったそうです。
「虎」と名付け、徳之島では珍しい回転寿司店も『虎寿し』とし、朝晩の散歩も欠かさない生活に、島田さんは、「こういう暮らしもある」としみじみしたそうです。
そして、虎の飼育歴が7年になっていた頃、生後間もない状態で、雑木林内で鳴いていた天涯孤独の捨てられた子犬を育てることになりました。
その犬こそが「ラッキー」です。
「私たちの所に来たことが幸運となれば」と、島田さんの奥さんが名付けたそうです。
2匹の犬と暮らすようになってからは、島田さんは奥さんとのコミュニケーションの機会も増え、子どもたちにも笑顔で接するようになったといいます。
ホームレスの男性や虎がいなければラッキーを飼うことにならなかったかもしれないので、不思議なめぐりあわせを感じました。
人と人との出会いも不思議だと思いますが、動物との出会いも不思議なものがあるんですね。
一つの出会いで人生が大きく変わることがあることを改めて感じました。
ラッキーとの出会いで得た奇跡体験アンビリバボーとは?
2匹の愛犬と暮らすようになり、仕事も家庭も軌道に乗り出した島田さんでしたが、突然の悲劇が島田さんを襲いました。
すくすく成長し、間もなく1歳を迎えようとしているラッキーはリードを離すと嬉しそうに駆け回り、戻ってこなかったそうです。
ラッキーは交通事故にあい、脊髄損傷により下半身が動かなくなってしまったのです。
医師や友人知人からは安楽死を勧められたそうです。
交通事故で後ろ足麻痺となってしまったラッキーの安楽死を進められる中、島田さんは沖縄に住む長男夫婦鵜を頼り、動物病院で2度の大手術を行いました。
手術は成功するものの下半身は元通りに回復しませんでした。
「四六時中介護できますか」と問われ、島田さんは覚悟を決めたそうです。
犬の平均寿命が15年と言われる中、ラッキーは間もなく1歳を迎えようとしているところでした。
島田さんは抱き起して排泄をさせたり、体や寝具が汚れたらその都度洗うなど、それをほぼつきっきりでしているそうです。
なかなかできることではないですよね。
漁港や公園で、喜々として車いすのラッキーと寄り添い、見守る島田さんの姿は徳之島の人々に定着していきました。
そんな中、島田さんは16年2月、胃がんで胃の3分の2を切除する手術を受けたそうです。
1か月の入院中、大阪から帰省した娘さんと一緒に毎日見舞いに来てくれるラッキーの姿に「今度は自分が頑張る番だ」と励まされたそうです。
初代の愛犬「虎」を15年間飼育してみとった島田さんは、「ラッキーも天寿をまっとうさせてあげたい」と話しています。
島田さんは「自分は捨て犬と出会って人間的に丸くなり、成長できた」「捨て犬のラッキーを支えているつもりだったのに、支えられていたのは自分でした。安楽死なんてさせずに本当に良かった」と話しています。
犬を救ったはずの人間が逆に救われていたんですね。
ラッキーは後ろ足に車いすをつけ、前足で勢いよく蹴り、軽快に走ります。
天寿をまっとうするまで島田さんと穏やかに幸せに暮らしてほしいです。
社会では問題として、ペットを最後まで面倒を見ることができず、動物愛護センターなどに殺処分を託す人も少なくないそうです。
そのようなペットや捨てられたり虐待されたりする動物が減ることを願います。
私も子供たちから犬や猫を飼いたいと言われます。
子育てや家族同士のコミュニケーション、何より癒しになると思うので、ペットを飼うことはいいことだと思っています。
ですが、ペットを飼うことは責任が必要であるということも感じているので、受け入れる環境が整わなければ難しいと思っています。
今夜の「奇跡体験!アンビリバボー」では、捨て犬との出会い、飼養(最後まで面倒を見る)を通じ、人生が変わった男性と飼い犬の絆として、島田さんとラッキーの絆が描かれているようです。
島田さんは「ラッキーとのに日常が全国放送の番組で紹介されることこそ、まさに奇跡(アンビリバボー)だ」と驚いてるそうです。
まとめ
2020年8月20日、今夜7時57分から放送の「奇跡体験!アンビリバボー」で鹿児島県の徳之島に暮らす、車いすのラッキーと島田須尚さんの絆が紹介されます。
島田さんは元々は犬に興味がなく、子供たちがペットを欲しがっても「毛が抜ける」「不潔だ」と取り合わず、電気店を営みながら焼き肉店やカラオケが入るビルを建てるなど仕事一筋でした。
そんな島田さんは、50歳を過ぎてから、殺処分直前だった初代愛犬「虎」、2代目である現在の愛犬「ラッキー」と出会い、深い愛情を注いできました。
不慮の事故で車いすになったラッキーに対しては、安楽死を進められる中、覚悟を決め介護しながら絆を深めてきました。
番組の高瀬ディレクターは、「動物と触れ合うことで1人の男性の人生が変わったハートフルな物語。家族の在り方も考えさせる内容になっているので、ぜひ多くの人に見てもらいたい」と話しています。
今夜のアンビリバボーを楽しみにしたいと思います。
涙なしでは見れないかもしれないですね。
最後までまでお読みくださり、ありがとうございました。