こんにちは、るほりです。
11月1日に開催された全日本大学駅伝は、アンカー対決が感動的でした。
約18㎞に及び、東海大学4年の名取燎太選手と駒澤大学2年の田澤廉選手は競い合いました。
残り1.1㎞で駒澤大学の田澤廉選手が振り切って優勝しましたが、名取燎太選手の走りも素晴らしかったです。
今回は、東海大学4年の名取燎太選手について以下の内容でまとめてみました。
名取燎太(東海大)の中学高校や出身は?
名取燎太の高校駅伝の記録がヤバイ!
名取燎太の大学時代は?
名取燎太(東海大)の中学高校や出身は?
名前:名取 燎太(なとり りょうた)
生年月日:1998年7月21日(2020年12月現在22歳)
身長:170㎝
体重:56㎏
出身:長野県富士見町
中学:富士見中学校
高校:佐久長聖高等学校(長野県)
大学:東海大学体育学部4年
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名取燎太選手は、長野県の出身で、富士見中学から佐久長聖高校に進みました。
中学3年生の時には全国中学校体育大会3000mで6位に入賞し、10月のジュニアオリンピック陸上競技大会では自己ベストで6位に入賞しました。
高校時代の記録は後述します。
中学時代から、全国区の選手だったようですね!
名取燎太の高校駅伝の記録がヤバイ!
名取燎太選手は、佐久間高校在学中に3年連続で全国高校駅伝へ出場しています。
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《全国高校駅伝》
2014年(高校1年生):2区4位
2015年(高校2年生):4区6位
2016年(高校3年生):1区区間賞(佐久長聖高校準優勝)
《全国都道府県駅伝》
2017年(高校3年生):5区区間賞(長野県優勝)
高校時代の記録はヤバいです。
名取燎太の大学時代は?
高校時代に華々しい活躍をした名取燎太選手でしたが、大学入学前から疲労骨折などの故障が続き、苦しい時代が続きました。
大学3年生になるまでは、学生三大駅伝を走ることすらできませんでした。
大学2年の11月からはポイント練習を抜き、長い距離を歩くこと、ジョグを徹底しました。
両角速監督は、名取燎太選手の復活プランを『再生工場』と表現しました。
チームから離れて別メニューで練習し、足のコンディションに注意しながら監督と二人三脚でトレーニングを始め、ゆっくりとしたペースでもとにかく走ることで脚を作りました。
神奈川県にある丹沢大山国定公園で50㎞もの距離を歩いたこともあるようです。
両角監督も52歳だった当時、共に16㎞を走り切ることもあったようです。
監督にここまでしてもらえる名取燎太選手は、幸せ者ですね!
そして、監督が名取燎太選手にかける期待の大きさを感じました。
名取燎太選手は、一時はやる気をなくしかけたこともあったようですが、両角監督に励まされ、やるしかないと思ったと言います。
地道な努力が実を結び、2019年3月(大学2年)に開催された日本学生ハーフマラソンで自己ベストを更新、4月にもタイムを縮め、10月に札幌ハーフマラソンでも大会新記録となる1時間2分44秒で優勝し、完全復活を遂げました。
勢いをそのままに、3年生だった2019年11月の全日本大学駅伝ではチームのアンカーとして出場、1位の青山学院大学と2秒差でタスキを受け取ると4㎞過ぎでとらえ、東海大学を16年ぶり2回目の優勝へと導き、大会MVPにも選出されました。
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2020年の箱根駅伝では、4区を任され、区間2位の走りでチームの準優勝に貢献しました。
大学4年生になり、多くの試合が新型コロナウイルスの影響で中止になりましたが、9月に開催された東海大記録会で10000mを28分10秒51で自己ベストを更新しました。
そして、11月1日の全日本大学駅伝で2年連続のアンカーを任され、終盤まで駒澤大学の田澤廉選手と首位争いを繰り広げました。
惜しくも連覇とはなりませんでしたが、アンカー対決はドキドキで、素晴らしい走りでした。
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箱根駅伝では、花の2区か、前回と同じ4区を望んでいるようです。
2区なら1時間6分台が目標、4区なら昨年同じ区間で走り、区間賞だった吉田祐也選手(青学大、現・GMOアスリーツ)がマークした区間新記録を超えるタイムで昨年のリベンジをしたいという思いがあるようです。
まとめ
今回は、全日本大学駅伝のアンカー対決で、負けてしまいましたが、見事な走りで感動を与えてくれた名取燎太選手についてまとめました。
長野県の出身で、富士見中学校、佐久長聖高校を経て、現在東海大学の4年生です。
高校では1年時から全国高校駅伝で活躍し、3年では区間賞で佐久長聖高校を準優勝に、全国都道府県駅伝では、区間賞で長野県を優勝に導きました。
大学では、故障に苦しみましたが、地道な努力で完全復活を遂げました。
2020年11月1日の全日本大学駅伝ではアンカーを任され、惜しくも2連覇とはなりませんでしたが、見事な走りでした。
名取燎太選手がどの区間を走るのか、どんな記録を出すのか箱根駅伝の本番の走りが楽しみです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。